コラム
糖尿病膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンというホルモンの作用不足により、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなるのが「糖尿病」です。 典型的な症状としては、口渇、多飲、多尿、体重減少、空腹(食べても食べても満足できない)、疲れやすいなどがあげられます。 合併症には、網膜症(ものが見にくい)、神経障害(手足のしびれ)、腎症(足のむくみや尿たんぱく)、脳梗塞、心筋梗塞、、壊疽(足の潰瘍・足壊疽)などがあります。 日本における糖尿病の合併症による統計値
糖尿病になりやすい人
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糖尿病発病予防法
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高血圧「サイレント・キラー=沈黙の殺人者」と呼ばれ、自覚症状はありませんが、慢性化すれば血管に大きなダメージを与えるのが「高血圧」です。 年齢とともに血圧は上がる傾向にあり、現在、全国で実に約3,500万人といわれるほどです。 高血圧で脳の血管が破れると脳出血、詰まると脳梗塞になり、高血圧は心臓に負担をかけ、心不全や虚血性心疾患を引き起こす危険な病気です。 |
高血圧の原因高血圧の場合、頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状が現われる人もいますが、ほとんど自覚症状はありません。そのため、つい見過ごされがちですが、やがて動脈硬化を招き、心臓病や脳卒中、臓器不全などをもたらす恐い病態です。 高血圧には、いくつかの原因が複雑に絡み合っている(原因が特定できない)本態性高血圧と、腎臓病や内分泌系の異常が原因となった二次性高血圧があります。 日本では患者の95%以上を本態性高血圧が占めています。 高血圧の割合は年齢とともに増加しますが、最近では若年層に高血圧が増加していることが問題となっています。 |
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脂質異常症血中脂質にはコレステロール、リン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあります。
血中脂質が高い状態が続くと狭心症、心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなります。 |
脂質異常症の原因脂質異常症の原因と最も深い関係にあるのは食事です。 逆に、魚や植物性の油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸は、血中の総コレステロールの上昇を抑える働きがあります。 |
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メタボリックメタボリック・シンドローム動脈硬化の3大危険因子として高コレステロール血症、喫煙、高血圧があげられ、特にLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の役割が成因として重要視されてきましたが、最近はLDLコレステロールとは独立した動脈硬化の危険因子としてメタボリック・シンドロームが注目されています。 肥満はいろいろな病気の元凶です。なかでも内臓脂肪型肥満は要注意。 息を軽く吐き、へその高さで腹囲を計り、男性で85cm、女性で90cm以上の場合は、内臓脂肪型肥満の可能性が大です。 内臓脂肪型肥満は万病のもとなぜ、内臓脂肪型肥満が問題なのでしょうか? どうすれば予防できますか?内臓脂肪を減らすためには、生活習慣の改善を行うことが大切です。 |
メタボリック・シンドローム診断基準必須項目〇へその高さの腹囲 〇収縮期血圧 〇空腹時高血糖 |
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一方、京都大学教授 中尾一和先生は、「ウエスト周囲長 男性 86cm以上,女性 77cm以上」という診断基準を提唱されていますので、特に女性の方は油断は禁物です。 また、九州大学教授 清原裕先生は、14年間の福岡県久山町における調査結果では「腹囲が 男性 90cm以上,女性 80cm以上の方」は「心血管疾患が多かった」と米国の医学雑誌に発表されました。(平成21年4月) |
栄養食事指導
糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の治療の基本は、薬を使わない一般療法です。 |
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